更新: 2016 年 11月

公の場にコムスコアのデータを引用する際の規定です。

データの引用・公開

  • プロモーションを目的としてコムスコアデータを使用する企業は、当該データが権限者により既に公開されているものでない限り、当該データをコムスコアから購入する必要があります(以下、「クライアント」)。前述の「公開」には、コムスコアのウェブサイト、コムスコアのプレスリリース、その他の広報物およびメディアの記事が含まれます。クライアントでない企業がコムスコアデータを使用する場合は、クライアント企業と同じ利用ガイドラインを遵守する必要があります。
  • クライアントは、コムスコアの担当クライアントサービスに連絡し、承認を得なければなりません。クライアントサービスは、コムスコアのマーケティングチームと共に検討し、データ公開の承認を行ないます。
  • コムスコアは、クライアントに対し、適切ではない特定のエンティティまたはカテゴリーのデータ公開を禁じる権利を保有します。
  • クライアントが不正なデータを公開し、コムスコアからの訂正要求に迅速に対応しなかった場合に、コムスコアは正しいデータを公開し、また、当該データについて問い合わせてきた者に正しいデータを提供する権利を保有します。
  • クライアントのプレスリリースに、コムスコア従業員がプロモーション用のコメントを行なうことは許されていません。コムスコアは、客観的な第三者の立場にある情報提供者としての地位を維持しなければならず、一方の当事者を支持することは致しません。ただし、(DCNやIAB、ANAといった団体が業界全体または部門の利益のためにコムスコアに調査を委託するなど)第三者の地位を脅かすことのない場合は特例とします。
  • コムスコア・マーケティングソリューション・データの使用に際しては、コムスコア・マーケティングソリューション・チームの検討および承認を要し、当該データはコムスコア業界担当チームの作成物として取り扱わなければなりません。

スタイルおよびフォーマットのガイドライン

  • クライアントが特定の標準的なコムスコアのレポートを引用する場合、カスタムデータまたはシンジケートデータにかかわらず、適切なレポート名を使用して引用しなければなりません。
  • コムスコアの製品名/サービス名とデータ期間、国(地域)の出典を適切に示さなければなりません(例:「出典:コムスコアMedia Metrix, 2013年6月データ, 米国」)。また、特定のレポートで使用される表現(例:「ユニークビジター」)も正しく引用する必要があります。
  • コムスコアのシンジケートデータは、「調査」や「研究」ではなく、「オーディエンス測定」または「評価」という表記で引用する必要があります。
  • 他社の出典データやコムスコアの他データセット(標準データやカスタムカテゴリーなど)と共にコムスコアのデータセットを引用する場合は、それらを明確に区別しなければなりません。コムスコアのデータを他のオーディエンス測定またはウェブ解析プラットフォームとの直接比較に使用することはできません。
  • プレスリリース内に、コムスコアの説明を含めることができます。最新のコムスコア企業情報は、当社ウェブサイトのプレスセクションに掲載されています:www.comscore.com/companyinfo
  • コムスコアの企業名および商品名は、さまざまなマーケットにおいて商標登録されており、それに応じて引用する必要があります。文または段落の開始であっても大文字・小文字を適切に使用し、コムスコアの登録商標(「Media Metrix」、「MMX」、「vCE」、「TV Essentials」、「StationView Essentials」、「UDM」、「Unified Digital Measurement」および「Comscore」ロゴ)に対する商標記号「®」を正しく使用してください。重要: 「Media Metrix®」は、欧州向けのコンテンツでは使用しないでください。代わりに「MMX®」を使用してください。表記例は以下の通りです。
    • Comscore, Inc.
    • Comscore Media Metrix®(欧州では、Comscore MMX®)
    • Comscore TV Essentials®
    • Comscore StationView Essentials®
    • Comscore Mobile Metrix®
    • Comscore AdEffx

エンティティのレポーティングに関するガイドライン

  • 引用の際のエンティティ名は、「Match.com」や「Match.com Sites」のように、コムスコアシンジケートレポートで使用されているエンティティ名と一致するように正確に表記してください。マーケティングのスタイルや簡潔化のためにエンティティ名を省略して使用する場合は、注釈にその旨を記載してください。
  • データ引用元のカスタムレポート(シンジケートレポートまたは専用レポートであるか否かに関わらず)を注釈に適切に記載しなければなりません。例:「*コムスコアが(クライアント名)のために実施したカスタム調査より(xxxx年xx月)」
  • カスタムエンティティ(コムスコアのシンジケートレポートでは[E]で表示)とは、クライアントが定めたURLの集約もしくはプロパティの代替となるエンティティです。引用の際は、集約されたURLを併せて記載することを推奨します。
  • クライアントが、引用したカスタムエンティティに含まれるすべてのURLの記載を望まない場合、コムスコアは、他クライアントやニュースメディアの問い合わせに対し定義を共有する権利を保有します。引用された情報が公になった場合、そのデータの透明性は不可欠であり、関係者がデータの正当性を証明できる環境が必要となるためです。
  • カスタムエンティティはクライアントにより定められる場合もあり、必ずしもカテゴリー別ランキングと同一のレポート基準を満たしているものではないため、プロパティの寄せ集めではなく、純粋なドメインのみ使用が許可されます。それ以外の場合は、コムスコアが最善の比較であると承認しない限り、競合比較に使用すべきではありません。
  • Alternate Roll-Upのエンティティは原則クライアントのみが閲覧でき、他のMyMetrixユーザーには公開されていないものであるため、クライアントはAlternate Roll-Up のデータを引用し、公開することはできません。
  • クライアントはMyMetrixからTrust Profileの自社のビューアビリティやノン・ヒューマントラフィックのカテゴリーを引用し、公開することができます。しかし、他社のTrust Profileの情報を公開してはなりません。

ランキングに関するガイドライン

  • ランキング引用の際は、コムスコアが定義するどのカテゴリーにおけるランキングであるかを明記しなければなりません。コムスコアが定義するカテゴリー以外を用いる場合、クライアント自身が定義したカスタムカテゴリーであることを注釈に明記し、同カテゴリーに含まれるエンティティを併せて示さなければなりません。
  • クライアント定義のカスタムランキングをマーケティングまたはプロモーションにて引用する際には、クライアント独自のカスタムランキングであることの明記に加え、カスタムランキングがコムスコアに直接帰属するものではないもののコムスコアデータを用いて作成されている旨を明記してください。(例:「XXXは、YYYカテゴリーにおいて主要なエンティティです*」 *コムスコアのデータに基づくZZZ定義のカスタムランキングによる)
  • コムスコアのデータに基づいたクライアント定義のカスタムランキングには、コムスコア定義のカテゴリーランキングに含まれるエンティティを使用することを推奨しています。ブランドレベルやコンテンツレベル、その他レベルにおいて同一基準で競合比較を行なう場合に、コムスコアはエンティティの比較性とデータが用いられる状況を精査した上で使用許可を出します。
  • Unified Digital Measurement(UDM)レポートは、すべてのマーケットにおける個別サイトデータおよびカテゴリーランキングの元となるデータにおいて公式な情報源です。

トレンドデータに関するガイドライン

  • オーディエンス計測で常に行われているメソドロジーの強化は、トレンドデータに影響を及ぼす可能性があります。ほとんどの場合、これらの変更によるデータへの影響は最小限に抑えられていますが、大きな影響を及ぼす可能性もあります。コムスコアでは過去にリリース済みのデータに変更を加えることは行わないため、変更前に公開されたデータは記録としてご理解ください。
  • クライアントは、不自然な変化を含むトレンドデータであっても引用は可能ですが、重大な影響を及ぼす危険性がある場合は慎重に取り扱ってください。ニュースメディアからその変化の要因に関して問い合わせがあった場合、コムスコアは事実をありのままに伝えます。
  • UDMの適用によるデータ変動(数値変動や、ランキング順位変動等)に言及することは、可能な限り控えてください。しかし、トレンドデータにて増減を確認する場合などUDMデータと非UDMデータの比較が避けられないケースにおいては、以下のような注釈の記載を条件に言及が可能です。注釈例:「[エンティティ]は、[日付]にコムスコアのUDMを適用しました。トレンドデータは、UDMデータと[非/部分的な]UDMデータの比較に基づいており、メソドロジーの変更による数値の不自然な増減が含まれる可能性があります。」
  • ベータ期間中のトレンドデータを引用する際には、データにメソドロジーが正確に適用されていない場合があるためご注意ください。このような場合は、出典にベータ期間からのトレンドデータである旨を記載してください。